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「異文化間コミュニケーション・対話の力」

2014.02.06 加藤真佐子/宮森千嘉子

こんにちは!

異文化経営/組織文化の専門家集団、
itimインターナショナルが運営する
「グローバル人材研究所」のサイトへようこそ!

itimの加藤真佐子と宮森千嘉子です。

前回は、異文化対応能力のひとつ目、
「異文化への感受性、気付きの力」
についてご説明しました。

今回は、二つ目の能力
「異文化間コミュニケーション・
対話の力」をご紹介します。

説明もいいけれど、
いますぐご自身の異文化対応能力を
測定してみたいという方は、
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さて、本題です。

「異文化間コミュニケーション・
対話の力」とは、
「自分自身のコミュニケーションの仕方を
積極的に確認、観察している度合い」です。

他の人のコミュニケーションの「くせ」には、
よく気がつきますが、
自分がどんな話し方をし、
他の人にどんな影響を与えているかは、
なかなか気がつきにくいものです。

例えば、誰が何を言っても、
まず「でも」、「しかし」
と言う人がいますね。

これだと相手は自分の意見を否定された感じがして、
その人の話に耳を傾けにくくなる可能性があります。

まず、「なるほど。貴方のご意見は、
かくかくしかじかなのですね。」と受け止めてから、
「ところで、こういうこともありますね。」と
相手の意見に上乗せするように自分の意見を言うと、
相手の人に受け入れられやすくなります。

この例は異文化コミュニケーションに限らず、
家族のような身近な人とのコミュニケーションについても
言える事です。

ご自分のスタイルに「自覚的に」に
なっていただくきっかけにしていただければ、と思います。

「異文化間コミュニケーション・対話の力」は、

  • 「相手の言う事を積極的に聞く力」
  • 「対話スタイルを調整する力」

2つの要素で構成されています。

第一要素「相手の言う事を積極的に聞く力」とは、
「他の人と話をする時にどの程度気を配り、相
手の期待とニーズに注意を払えるか」を示します。

これは英語でアクティブリスニングと
言われるコンペテンスです。

自分の価値判断を一端保留し、
また、ただ話されている言葉を聞くだけでなく、
相手が本当に伝えたい事は何かをわかろうと、
積極的に聞く態度、能力です。

当たり前のことのようですが、
お子さんのある方はご自分のお子さんの話を
どこまで「積極的に」聞いていますか?
またお子さんのない方、親御さんの話を
どこまで「積極的に」聞いていますか?
なかなか難しいものです。

アクティブリスニングは親子の会話でも重要ですが、
異文化コミュニケーションの場合、
さらに注意が必要なのは、文化によって、
コミュニケーションスタイルや
コミュニケーションの前提、期待、ニーズ、
そして何が許され、何がタブーか、などが違うことです。

世界各国のコミュニケーションスタイルの違いについて、
最も有名で利用価値の高い概念に、
エドワード・ホールが提唱した、
「ハイコンテクストと
ローコンテクストコミュニケーション」があります。
エドワード・ホール著「文化を超えて」参照)

次回は、この概念を利用して、
「異文化間コミュニケーション・対話の力」
について説明して行きます。

ぜひ、読んでくださいね!

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会場でお目にかかれるのを
楽しみにしています!


WRITER

加藤真佐子/宮森千嘉子

- 加藤 真佐子 プロフィール -ファシリテーター在蘭日系企業で16年間人事業務に従事し、人事、マネージメントの前提、当たり前が各国で異なること、また企業の成長、市場の変化などにより、それまで機能していた組織文化が組織の足かせになり得ることを体験。同企業でホフステード・インサイツの異文化及び組織文化マネージメントアプローチをクライアントとして体験したことをきっかけに、独立してホフステード・インサイツに参加。異文化、組織文化ファシリテータ、コーチとして多様な文化的背景を持つ人々がより良き協働関係、組織文化を構築することを支援している。幼少期および学生時代の一部を米国で過ごし、現在オランダ在住。上智大学修士課程国際関係論終了。国際コーチング連盟認定コーチ。- 宮森 千嘉子 プロフィール -Hofstede Insights Japan 代表取締役サントリー広報部勤務後、HP、GEの日本法人でコミュニケーションとパブリック・アフェアーズを統括、組織文化の持つビジネスへのインパクトを熟知する。また50 カ国を超える国籍のメンバーとプロジェクトを推進する中で、多様性のあるチームの持つポテンシャルと難しさを痛感。「組織と文化」を生涯のテーマとし、企業、教育機関の支援に取り組んでいる。米国イリノイ州シカゴ市在住。異文化適応力診断(IRC) , CQ(Cultural Intelligence) , GCI (Global Competencies Inventory), 及びImmunity to Change (ITC) 認定ファシリテータ、MPF社認定グローバル教育教材<文化の世界地図>(TM)インストラクター、地球村認定講師、デール・カーネギートレーナーコース終了。共著に「個を活かすダイバーシティ戦略」。青山学院大学文学部フランス文学科、英国 アシュリッシビジネススクール(MBA)卒。

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