Hofstede Insights Japan のファシリテーター/コンサルタント 第1回 渡辺 寧

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文化とマネジメントの専門家集団であるHofstede Insights Japanのファシリテーター/コンサルタントは経歴も個性も様々。自身の異文化体験について、また日々感じていることをリレー形式で書いてまいります。

 

 

 

 

 

皆さんこんにちは。ファシリテーターの渡辺寧と申します。今回は、私の異文化体験とホフステードモデルの活用について少しだけご紹介させて頂ければと思います。

私の最初の異文化体験は米国でした。大学卒業後、ちょうどカリフォルニア電力危機の時期にサンフランシスコのNGOでインターンとして働いていました。エンロン事件に対する抗議で、はっきりとモノを言う、おかしいと思ったらすぐに行動する、というベイエリアNGOの文化にビックリしました。

いま考えれば、これは「コンテスト」と呼ばれる文化圏の「個人が明確に意見を主張する。まず行動する」文化特徴だったのだと思います。自分の意見を常に持つことを求められる環境に戸惑うとともに、議論を歓迎する雰囲気が心地よかった記憶があります。

その後、ソニー(株)に入社し、今度はUKに赴任することになりました。日本の「当たり前」(目標は必達、報告は細かく)のマネジメントをしようとしたところ、空回りしました。目標を必達することや報告を細かく行うことは、現地スタッフにとっては「当たり前」でなく、その姿勢に当初は困惑しました。今考えれば、個人のモチベーションの所在は文化によって違うものであり、それを理解した上でマネジメントを行わなければ多国籍チームは上手く動かないということだったのだと思います。

私はこれまで個人的に異文化対応で非常に苦労をしました。言い訳のようになりますが、私に限らず、日本人にとって異文化理解は簡単な問題ではないのだと思っています。日本の中で比較的均一な文化の中で育つと、違う文化に対してどう接してよいかがわかりにくくなります。

ホフステードのモデルはこうした日本人にとって役に立つモデルです。まず、文化の多様性を理解する。その上で異文化体験を積み、その体験をモデルと照らし合わせて振り返る。そうした経験を繰り返す中で、異文化対応力は少しずつ改善されていくのだと思います。グローバルビジネス環境でリーダーシップを発揮しなければならない方々には是非体感頂きたいアプローチだと思います。

 

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