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ホフステード 文化とマネジメントの国際標準

2014.01.15 宮森 千嘉子

こんにちは!

異文化経営/組織文化の専門家集団、
itimインターナショナルが運営する
「グローバル人材研究所」のサイトへようこそ!

itimの加藤真佐子と宮森千嘉子です。

前回のブログで
ホフステードによる文化の定義を、
「あるグループと他のグループを差別化する、
集団的プログラミングである」
であるとご紹介しました。

文化の多様性、組織文化の
世界的大家であるホフステード教授について
グローバル人材のあなたに
ご紹介したいと思います。

ヘールト・ホフステード教授

ホフステード教授は1928年生まれ。
オランダ・マーストリヒトにある
リンブルフ大学で国際経営論及び組織人類学の
名誉教授を務めています。

大学での研究、企業での経験を積んだ後、
「異文化間協力に関する研究所」を設立。

「文化」というきわめて曖昧な対象を
徹底的に研究しモデル化した、異文化、組織文化の
世界的なパイオニアです。

その思想の基盤になっているのは、
1967年から1973年にかけて実施された
IBMでの調査。

11万6千人のIBM社員を対象に、
72ヶ国、20言語で行われ、
同じ企業の社員であるにもかかわらず、
国別で驚くほどの違いがあることがかりました。

ホフステード教授は、ここから
「ホフステードの5次元モデルを開発。
世界で初めて、
国別の文化の違い(国民文化の違い)を
相対的に比較できるようスコア化しました。

その後も、
中国(東洋)の価値観調査、
組織文化の8次元モデルなど、
継続的に研究調査を実施。

世界で最も論文引用件数の多い学者であり
2008年には、ウォールストリートジャーナルより、
「世界で最も影響力のある経営学者」
20人に選ばれています。

グローバルビジネスの現場では、
たとえば日本の経営を
そのまま持ち込むことは不可能で、
文化的問題を重視しながら
現地の状況に合うように
対応していくことが不可欠です。

ホフステード教授が開発したのは、
文化の多様性を理解し乗り越えるためのは、
モデルであり、枠組みです。

ホフステード教授の研究を深く知りたい方は
Culture and Organizations: Software of the Mind,
日本語訳
「多文化世界 違いを学び共存への道を探る」
読んでみてくださいね。

Culture and organizations

 

多文化社会

 

 

 

 

 

教授の研究を広くビジネスに適用することを
許可された、世界でたった二つの組織の一つが、
私たちの所属するitimインターナショナル。

教授の理論をベースに、
ビジネスの現場で培われたノウハウやマインドを
あなたにどんどんご紹介してまいります。

次回は、
ホフステード教授の理論・モデルをベースに
グローバル人材にとっての文化とは何かについて
さらに掘り下げていきますので、
ぜひ、読んでくださいね!


WRITER

宮森 千嘉子

Hofstede Insights Japan
代表取締役
マスターファシリテーター

サントリー広報部勤務後、HP、GEの日本法人で社内外に対するコミュニケーションとパブリック・アフェアーズを統括し、組織文化の持つビジネスへのインパクトを熟知する。また50 カ国を超える国籍のメンバーとプロジェクトを推進する中で、多様性のあるチームの持つポテンシャルと難しさを痛感。「組織と文化」を生涯のテーマとし、企業、教育機関の支援に取り組んでいる。英国、スペインを経て、現在米国イリノイ州シカゴ市在住。異文化適応力診断(IRC) , CQ(Cultural Intelligence) , GCI (Global Competencies Inventory), 及びImmunity to Change (ITC) 認定ファシリテータ、MPF社認定グローバル教育教材<文化の世界地図>(TM)インストラクター、地球村認定講師、デール・カーネギートレーナーコース終了。共著に「個を活かすダイバーシティ戦略」(ファーストプレス)がある。青山学院大学文学部フランス文学科、英国 アシュリッシビジネススクール(MBA)卒。

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