ホフステードの5次元モデル(3)男性らしさ 対 女性らしさ

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異文化経営/組織文化の専門家集団、
itimインターナショナルが運営する
「グローバル人材研究所」の
サイトへようこそ!

itimの加藤真佐子と宮森千嘉子です。

異文化を理解するフレームワーク
ホフステードの5次元モデル。
前回は、「個人主義 対 集団主義」
について説明しました。

今回は、「男性らしさ 対 女性らしさ」
ご紹介したいと思います。

そのネーミングから、
5次元モデルの中でも
最も物議を醸しやすい、
誤解されやすい次元でもあります。

これは、
「人生において
何を大切にするか」という
モチベーションを表す次元です。

人生において、
地位や業績や成功を重視するか。
それとも、
生活の質、他者への奉仕を大事にするのか。

自己主張の強い態度を好ましいとするか。
それとも、謙虚な態度が望ましいとされるのか。

それを、5次元モデルでは
「男性らしさ」「女性らしさ」
と名づけました。

男性らしさを特徴とする社会では
社会生活の中で,男女の役割分担が明確です。

給与、昇進、やりがい、承認が重要視されます。
転勤もいとわず、上のステージを目指して
会社を渡り歩く人も少なくありません。

女性らしさを特徴とする社会では、
男女の性別や役割が重なりあっていています。

お互いにうまく協力して仕事をすることや、
直属の上司との有効な関係が重要視され、
自分と家族にとって好ましい地域に住み
できればその会社にずっと勤務できればと
考えています。

男性らしさを特徴とするのは、
たとえば、アングロサクソンの国々。
「働くために生きる」方向に向かいがちです。

男性らしさの強い国々では、
女性も社会的ステイタスや報酬などへの
野心を持っています。

一方、オランダや、北欧諸国は
極めて女性らしさが強いのが特徴です。
「生きるために働く」のが
こうした国々の人々です。

社会保障制度が整っているのも、
お互いに協力して思いやるという
女性らしさの表れといえましょう。

また、男性らしさと女性らしさでは
問題の解決方法も異なります。

男性らしさのスコアが高い国々では
「対立は一番すぐれたものが勝てばいい」
とされています。

一方、女性らしさのスコアが高ければ
対立は交渉と妥協によって解決され
コンセンサスを得る

ことが好まれています。

男性らしさの強い国からきた管理職が
自分のマネジメントスタイルを
そのまま、女性らしさの強い国に
持ち込んだら?

どんなことが起こるか、想像してみてください。

次回は、第四の次元、
「不確実性の回避」について説明しますので
ぜひ、読んでくださいね!

 

 

 

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