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異文化対応力研修
北島 嗣郎 氏

異文化マネジメント能力トレーニングという経営資源の「人」に対する投資が今後の発展を左右すると言っても過言ではありません。

パナソニック株式会社
顧問 Supervisor
北島 嗣郎

※お客様のご所属先・役職名は、コメントを頂いた当時のものです

異文化対応マネジメントの必要性について

規模拡大、発展のプロセスの中で、グローバル化を目指す企業の数は増える一方です。しかし、その発展のプロセスは企業毎に異なります。日本企業を例にとってみましょう。

1:日本から海外に輸出を始める。Export
2:海外に駐在員を派遣する。Representative in overseas
3:海外に工場、販売会社を設立する。Topは日本人 Branches in overseas
4:経営の現地人化が進み、現地人Topが生まれる。しかし、本社はの日本。Local Top
5:経営の現地化が進み、複数の地域本社が生まれる。Regional HQ
6:現地人役員が生まれ、取締役として決定事項に深く関与してくる。Local decision making

どのステップでも、経営資源は人、物、金です。この3資源をいかにうまく活用し、活性化し、企業の発展につなげて行くかが鍵となります。

その中で一番重要なのは言うまでもなく、「人」です。
物、金は、価値判断の世界基準は明確で、共通です。ところが、人はそれぞれ歴史、文化、習慣が違い、そこから異文化と対立が生まれます。
世界標準のグローバル企業が幅を利かせる時代に一番重要な経営資源、「人」を強みとする企業になるには、異文化マネジメント能力に長けたグローバル人材の育成が必要不可欠です。

私が、これまで、スペイン、イタリア、フランス、アメリカ、ドイツという、五カ国24年にわたる海外での勤務を通じて痛感するのは、異文化マネジメント能力がいかに重要であるか、という点でした。
これからグローバル化をはかろうとしている企業は、異文化マネジメント能力トレーニングという経営資源の「人」に対する投資が今後の発展を左右すると言っても過言ではありません。
特に、本社がこの点を理解し、異文化対応能力を学ばれた方が、本社で人事戦略を考えなくてはなりません。その上で、海外進出を考え、人事戦略を考案する必要があります。
私は、この人材戦略の欠落により、短期的にうまく行った企業が、最終的には、撤退、帰国の途についた例を幾度も見てきました。

itimの異文化マネジメントソリューションは、これから、グローバル企業として生成発展を考えておられる企業にとり、非常に効率的に、かつ、短期間に取り入れることができる優れたコンテンツであると思います。

ここでその会社のニーズにあわせて、異文化マネジメントのスキルを吸収され、それが、あなたの会社のDNAとして根付き、ご発展されんことを祈ります。

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