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デンマークの
ヒュッゲ(HYGGE)のご紹介
vol.10北欧デンマーク現地レポート!
季節の幸せ クリスマスのカウントダウン
今回もデンマークのクリスマス・ヒュッゲを見ていきます。
特に、デンマークの面白い習慣、クリスマス・カウントダウンについて見ていきたいと思います。
キリスト教を国教とするデンマークでは、盛大にクリスマスをお祝いします。
クリスマスをお祝いする国は他にもたくさんありますが、他の国ではなかなか見ない習慣かあなと思ったのが、クリスマスのカウントダウンです。
クリスマスを待つ、ワクワク楽しい気持ちを1日ごとにみんなで楽しむ、いろいろなクリスマス・カウントダウンがあるんです。今回デンマークを訪れてみて、その多さにびっくりです!
カウントダウン・プレゼント
デンマークでは12月1日から24日まで、毎日小さいプレゼントをもらうという習慣があります。1〜24までのナンバーのついた袋や小さな包みを全部並べて吊るし、毎日1個ずつ開けて行くのです。
小さい子だと鉛筆やシール、キャラクターカードなどをもらうとのこと。
子供部屋の階段前に飾り付けられた24個の小さな包み。
友人の子供は小学4年生なので、毎日違うチョコレートを1個ずつにしたそう。毎朝、起きてくるときに真っ先にプレゼントを開けてどんなチョコレートが入っていたのか、ウキウキと話してくれました。
チョコレート屋さんで売られている、番号が振られた小さい窓やドアのあるタイプのクリスマス用チョコレートもあります。でもそれは高かったり、面白くなかったり。クリスマスの飾りつけと共に、何が入っているかな〜という楽しめるように、親は工夫を凝らして24個のプレゼントを用意して飾り付けるそうです。
デンマークの雑貨屋さんに行くと、1〜24までの番号をつけるためのシールや小袋が大量に売られていて、一体何に使うのか、、、と思っていましたが、なんと24個のプレゼントを用意するためだったとは。驚きです。
デンマーク発の雑貨ブランド ソストレーネグレーネのカタログより
番号のついたプレゼント、右側には番号のシールがあります
さらに小学校のクラスでは、みんな1つプレゼントを持ってきて番号をつけて並べ、毎日くじを引いて誰か一人にプレゼントが当たるという楽しみもあるそうです!
カレンダー・キャンドル
前記事のキャンドルのヒュッゲで書いたカレンダー・キャンドルも、カウントダウンの一つです。
毎日朝食の時に灯し、1日分進んだら、ちゃんと消しておくのです。毎日ちょっとずつクリスマスが近づいてくる、そんな気分を運んでくれるのが、このカレンダー・キャンドルですね。
24日間のカウントダウンTVドラマ
12月のファミリーの定番!と言えるのが、毎日TV2で放送される、カウントダウンドラマです。クリスマス・カレンダー(Julekalender ユールカレーナー)と呼ばれ、毎年新しいシリーズが制作されるそう。なので毎年ストーリーは違うのですが、1日から24日まで1回20分、毎日夜8時に放送(またはネットで視聴開始)されるところは毎年全く同じだそう。
2019年はティンカという女の子が妖精(ニッセ、サンタクロースの手伝いをする妖精)の国の王・女王になるためにチャレンジするファンタジーアドベンチャーです。主人公は中学生くらいなので、小学生もわくわく見る感じですね。
少なくともファミリーであればほぼ全ての家庭が見ているのでは、、、というほどの大人気。
ラジオを聴いていても主題歌が何回も放送され、人気のほどが伺えます。
ちなみに私の友人は子供のTVの時間はかなり制限している方なのですが、この季節だけは特別。毎日必ず子供と見ています。
みんなで集まってTVを見る。もちろん日本でも年末年始にたくさん見られる家庭の光景だと思います。ですがこれは、毎日、というところがインパクト大だと思います。
毎日夜8時に、お茶とクリスマス・クッキーを囲みながら、みんなでわくわくしながらドラマを見る。次どうなるんだろうね、と話をする。
家族みんなで、クリスマスの時間を楽しもうという気持ちが、本当にうきうきとカウントダウンに繋がっているなと思います。
日本でも、もういくつ寝るとお正月〜♪と楽しみにする気持ちがありますよね。
楽しみにする気持ちを、家族みんなで一緒に楽しむ。それもヒュッゲなんだなと思いました。
祖父江 玲奈
ファシリテーター
中央大学総合政策学部卒業。アクセンチュアにて、組織戦略、組織設計、人材開発戦略を中心とするコンサルティング業務に従事。多くのインターナショナルプロジェクトに参画する。その後、日産自動車株式会社にて、女性のお客様をターゲットとした商品開発を担当。グローバル共通/地域固有でのお客様調査、また男女差の科学的分析に基づいて多くの提案を行い、商品を実現した。商品開発でのアイディア創出プロセスにおいて、論理的・俯瞰的視点による多面的分析力、また画像/ビジュアルイメージやプロトタイプを通じた複合的な情報収集(キュレーション)のプロセスが、新しい商品像を生み出すために非常に重要であることを発見。イノベーションを生み出すアイディア創出方法を構築中。
青山学院大学ワークショップデザイナー講座 修了。デンマークデザインスクール KaosPilot Creative Leadership course 修了。シータヒーリング認定インストラクター/プラクティショナー