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こんにちは!
異文化経営/組織文化の専門家集団、
itimインターナショナルが運営する
「グローバル人材研究所」のサイトへようこそ!
itimの加藤真佐子と宮森千嘉子です。
今日から、「文化とは何か」という
深い問題について
書いていきたいと思います。
文化には、二つの定義があります。
ひとつは、文学や絵画、音楽など
芸術の総体としての定義。
もうひとつが、
あるグループのひとが共通して持っている
考え方や、行動のパターン。
グローバル人材であるあなたには、
この二つ目の要素である
「グループが共通してもっている
考え方や行動パターン」の理解が、
きわめて重要になってきます。
国内でも初めての土地を旅するときは
新鮮な驚きや発見があります。
また、同じ会社で働いていても
上司や同僚の仕事の仕方に戸惑ったり
時にはフラストレーションを感じる。
そんな経験はありませんか?
日本という一つの国の中でも、
私たちの思考や、やり方は異なり、
お互いを本当に理解し合い
チームとして結果を出すのは
それほど簡単なことではありません。
まして、グローバル人材として
外国人と働くのであれば
状況はさらに複雑化します。
ホフステードは、
「文化とは、
あるグループと他のグループを差別化する、
集団的プログラミングである」
と定義しました。
人は、3つのレベルで
プログラミングされます。
次回は、私たちはどのように
プログラミングされているのかについて
書いていきますので、
ぜひ読んでくださいね。
それではまた!
宮森 千嘉子
ファウンダー
サントリー広報部勤務後、HP、GEの日本法人で社内外に対するコミュニケーションとパブリック・アフェアーズを統括し、組織文化の持つビジネスへのインパクトを熟知する。また50 カ国を超える国籍のメンバーとプロジェクトを推進する中で、多様性のあるチームの持つポテンシャルと難しさを痛感。「組織と文化」を生涯のテーマとし、企業、教育機関の支援に取り組んでいる。英国、スペインを経て、現在米国イリノイ州シカゴ市在住。異文化適応力診断(IRC) , CQ(Cultural Intelligence) , GCI (Global Competencies Inventory), 及びImmunity to Change (ITC) 認定ファシリテータ、MPF社認定グローバル教育教材<文化の世界地図>(TM)インストラクター、地球村認定講師、デール・カーネギートレーナーコース終了。共著に「個を活かすダイバーシティ戦略」(ファーストプレス)がある。青山学院大学文学部フランス文学科、英国 アシュリッシビジネススクール(MBA)卒。