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国民文化National Culture
オランダの社会心理学者ヘールト・ホフステード博士は、1960年代の後半から「文化」という曖昧な対象を研究しモデル化した、文化と経営の研究領域における世界的なパイオニアです。
ヘールト・ホフステード博士の研究論文・著作は、毎年1万件以上引用されており、現時点(2020年7月)で約19万回、世界各地の様々な領域の研究者に引用されています。これは、この領域において最も研究の歴史が長く、継続的な実証研究が続けられていることを示しています。
私たちは、101か国の文化スコアを使い、グローバル61か国に散らばる145名のネットワークによって、ホフステード博士の国民文化研究を基にした企業のグローバル対応支援を行っています。
私たちは、2016年の設立以降、50年以上の研究で蓄積された事例を基に、日本における企業のグローバル対応支援を行っています。
ホフステードの
異文化トレーニングの
主な特長
研究に基づいた数値による
「6次元モデル」で納得できる
アカデミックな研究に基づき6次元で文化の違いを数値化。納得感が高く、理解しやすい内容となっています。
50年以上の研究で
蓄積された事例
50年にわたる研究とトレーニングを通じた各国の事例を元により実践的な講義・演習を実現します。
60か国150人以上の
ネットワーク
講師陣は60か国150人以上。オンライン開催の場合は適切な国の担当者をアサインすることも可能です。
課題例と
ホフステードの国民文化6次元モデルの活用例
ホフステードの6次元モデルは人材育成、組織開発、マーケティング等様々な領域で活用されていますが、日本では下記のような課題についてそれぞれ活用事例があります。
ホフステードの国民文化6次元モデルを詳しく学ぶ
ホフステードの6次元モデルでは、人の価値観が文化によってどのように変わるかを6つの次元(切り口)で表します。
文化の違いを数値で表現するので、ある文化とある文化が「似ている」のか「異なるのか」を把握することができます。
この領域において最も検証されたモデルを活用することで、グローバル環境における異文化対応の方法を知ることができます。
例えば、企業マネジメントにおいて、アメリカでビジネスを展開するのであれば、アメリカ文化に即したやり方をすることが求められます。交渉の仕方も社内での会議の仕方も、人の育成の仕方も、アメリカと日本とは異なります。よってアメリカに行く場合はアメリカのやり方を踏襲することになりますが、そのアメリカでのやり方が中国でも通用するとは限りません。
ホフステードの6次元モデルは、こうした「国ごとに異なる異文化対応の方法」を考えるヒントになります。インドではどうなのか?タイでは?ドイツでは?フランスでは?
こうした、単なる「米国と日本の違い」ではない、世界中の様々な国での異文化対応に関して有意義な示唆をご提供します。
ある国で生まれ育った人々の物事の選好が、国ごとにどう異なるのか。
6つの次元(切り口)から文化的価値観の違いを見てみましょう
関連書籍はこちら。6次元モデルをじっくり学びたい方に
多文化世界 — 違いを学び未来への道を探る
単行本(ソフトカバー) | 2013.10.21発行
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[著] G.ホフステード / G.J.ホフステード / M.ミンコフ
[翻訳] 岩井 八郎 / 岩井 紀子グローバル化の時代になにが求められるか?76におよぶ国と地域での価値観調査を鮮やかに分析し、多様な考え方、感じ方、行動の仕方がぶつかり合う、現在のグローバル化社会に迫る世界的ベストセラーの翻訳。
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